【ナルト】ボルトも白眼になった?能力や開眼したと言われる理由
更新日:2019年08月03日
ナルトには多くの特殊能力が存在しますが、その中において瞳術として序盤から大きく注目されていたのが、「白眼」です。
白眼を開眼できるのは、主に日向一族に限られており、情報戦に対しては圧倒的な能力を見せつけるため、忍者に最適と言われます。
そんな白眼ですが、どんな特徴を持っているのか気になりますよね?
ここでは、白眼の能力やボルトとの関係などについて紹介していきます。
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1.ナルトに登場する「白眼」が持つ能力とは?
漫画・ナルトに登場する白眼を開眼すると、眼が白くなり周囲からは違和感を感じるものとなります。
ですが、日向家は元々から色素が薄いので白っぽいため開眼したかどうかを判断するのは難しいですが、日向一族以外の血が混じっている人が開眼すると目が白く変化するので一目瞭然。
では、白眼を開眼することによって、どんな能力を得られるのでしょうか?
白眼を開眼すると、発動中は背後に至るまでの360度を見渡すことが可能です。
さらに透視能力にも優れ、巻物の中に書かれている内容を開くことなく読み取れるため、情報戦に対しては無類の強さを誇ります。
望遠能力も付されるだけでなく、チャクラが人体を通る道筋、排出口を見通せるので、効率よく相手を気絶させられるのです。
サーチ能力に関しては、写輪眼を上回っています。
白眼を開眼されると、物陰に隠れてむ無駄ですぐに見つかりますし、逃げようとしても死角がゼロなのでバレます。
実は白眼、忍の始祖とされる「大筒木カグヤ」が所持していたもので、写輪眼も白眼に端を発していることが明らかになりました。
長い年月が経過していく内に、白眼の日向一族、写輪眼のうちは一族に分かれていったのです。
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2.白眼に存在した上位版の能力
ナルト本編は700話をもって終了し、続編「ボルト」が連載をスタートしてアニメ版も好調です。
本編の中で白眼は、物語の序盤から登場し写輪眼と一長一短のような扱いでしたが、写輪眼には上位版「万華鏡写輪眼」が存在すると判明しました。
これにより写輪眼が物語ではキーパーソンとなり、白眼は索敵には長けていますが有効活用できる場面が限られていきます。
物語が後半になるにつれて、白眼の出番はますます少なくなり、写輪眼の影に潜むような扱いとなったのです。
しかしながら、劇場版ナルト「THELAST」において、白眼には写輪眼と同じように上位版があると判明します。
それは、「転生眼」と呼ばれるもので、日向一族が持つ白眼に、大筒木一族のチャクラが入り込むと開眼が可能というもの。
輪廻眼の対をなす瞳術で、最強クラスに位置づけられています。
転生眼を習得し扱いに慣れてくると、遠距離に物体にチャクラを送り意のままに操ることが可能で、まさにペインのような働きが可能です。
完全に扱いをマスターすると豹変し、ナルトの「クラマモード」に似た状態となり、チャクラで作った巨大な刀で月を真っ二つに斬ることも可能。
それはまさに輪廻眼を得た、マダラに匹敵するほどですから、かなり強いと分かるでしょう。
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3.ナルトの子供が白眼を開眼したと言われる理由
ナルトは最終話で日向ヒナタと結婚し、ボルトとヒマワリという2人の子供が誕生しています。
本編が終了した後、外伝や新連載「ボルト」を通じて、子供達の活動が多く載せられるようになりました。
優秀な忍の血を引いている2人が、今後どのような人生を歩むのかが注目ポイントですが、実は2人の子供がどちらも白眼を開眼したのではと言われているのをご存知ですか?
まず、ナルトの娘のヒマワリですが、こちらは白眼を開眼したことが作中で明らかになっているので確定です。
ナルトが火影になったその日、就任式にヒマワリがお気に入りのぬいぐるみを持っていくかで、ボルトと言い争いになり、その際にぬいぐるみの首がちぎれてしまいます。
激怒したヒマワリはその時に白眼を開眼し、ナルトが2人の間に割って入りますが点穴を的確に突いて気絶させました。
わずか短期間で白眼を使いこなせ、七代目火影に就任するほどの実力を持つナルトをすぐに気絶させるのだから計り知れない潜在能力を有しています。
ボルトについては、ハッキリと明言されている訳ではありませんが、アニメ版「ボルト」の第8話で夢の中で大筒木トネリが登場し「力を渡す」と発言。
夢から醒めたボルトの左目が、白眼の特徴を示す色素の薄い白色の瞳になったのです。
ただし、夢でトネリがチャクラをボルトに流したと考えるなら、潜在的に白眼を有しているなら、この時点でボルトは転生眼を得たことになりますね。
いきなり白眼の上位版を手に入れた描写ですが、まだ白眼かどうかは定かではありません。
しかし子供2人が、白眼を開眼したと噂されるのも納得できますし、ボルトの白い目は明らかに白眼を示しているのでほぼ確定的でしょう。
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4.白眼にまつわる謎と考察
ナルトの世界に登場する瞳術・白眼は、とてつもないサーチ能力を有しており忍者なら誰もが欲しがるに違いありません。
隠密行動に最適な白眼ですが、実は読者の間から謎が出ているのをご存知ですか?
以下から、白眼にまつわる謎と考察について紹介しますね。
@ 本編終了後に白眼の上位版が登場した謎
前述した通り、白眼には上位版「転生眼」がある点が劇場版ナルト「THELAST」で明らかになりました。
この映画は699.5話と言われるように、700話の少し前に発生した出来事が綴られています。
ナルトとサスケが最終的に和解してから2年が経過した後のストーリーなので、事実上、本編は終了しているのです。
そんな時に白眼に上位版があるとの設定をぶち込んでくるところに、謎を感じるファンは少なくありません。
この点についての考察として、「ボルトの世界観に繋げるため」というものがあります。
アニメ「ボルト」では、主人公・ボルトがTHELASTでも登場する大筒木トネリから、恐らくは転生眼になる力を与えられました。
ボルトが転生眼を得るためには、THELASTで白眼に上位版がある点を説明しておくとスムーズなので、本編にはない設定をぶち込んだと考察されているのです。
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A 白眼が本編で影を潜めてしまった謎
白眼は本編で、写輪眼にその座を奪われてしまい最後の方では出番が激減しました。
当初は非常に人気が高く、忍者っぽい能力として話題となっただけに、白眼が影を潜めてしまう扱いになったところに疑問を感じる人は多いです。
それに対しては、「新陳代謝が必要だった」という考察が、ネットを中心にあがっています。
白眼も写輪眼も物語の序盤の方から登場し、それぞれがナルトの瞳術の「代名詞」のような扱いです。
もしこのままどちらも有名で推移すると、後々の術に話題が集まらなくなり古い体質から抜けきれなくなります。
人間の組織と同様に、漫画の世界でも新陳代謝はどうしても必要なので、白眼が影を潜める役になってしまったのだろうと言われています。
まとめ
ここでは、白眼の能力やボルトとの関係などについて紹介していきました。
白眼は高い索敵能力を有しており、一番忍者らしい術のため読者からも人気が高く活躍の場も最初は多かったです。
ところが、その後は写輪眼の上位版が登場するや、いっきに影を潜めていき終盤になるとほぼ出番はなくなりました。
しかしヒマワリに続いて、ボルトも白眼(転生眼)を開眼した可能性が浮上しており、次世代で主力になりそうな雰囲気が出ています。
今後も白眼の活躍に、注目していきましょう!